海外武者修行に行ってきた

2018年夏に海外武者修行に行ってきました!

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何それ??

海外で何かすごい特訓でもやんの?

 

やるんです!!!

 

海外武者修行は、旅武者という会社が運営しているプログラムであり、ベトナムホイアンで2週間ビジネスのことをひたすら考え、やり抜くプログラム。

具体的に何をやるかと、旅武者が所有している店(お土産屋、日本語学校、カフェ、麺屋、スパ、etc...)で、ビジネス企画を考え、実際に店舗で試すというもの。事業立案は色んな会社のインターンであるが、実際にその企画を試せるというのはかなり貴重な体験であり、企画がうまく行けば、継続企画として採用される。

 

3〜4人の男女混合チームを組み、お土産屋の場合は、ニーズ調査(アンケートや聞き取り)、競合調査、商品企画、材料調達、価格設定、営業、販売まですべて1チームが行います。これを2週間で行うのでマジで時間がない、、、泣

 

 

海外武者修行で学んだことを以下にまとめた。

1.企画の難しさ

2.チーム力、ターム力が売れる商品に直結する

3.海外の難しさ

4.ビジネスの面白さ

 

 

『1.企画の大変さ』

前述の通り、このプログラムではニーズ調査、商品考案、競合調査、材料調達、価格設定、営業、販売まですべて行う。

そのひとつひとつが重要であり、それらをやっていく中で、これだけ多くのステップを踏んだ上で商品が成り立ってるということを実感した。

 

【1.1 ニーズ調査】

お土産屋のお客さんや、お土産の近くにいる観光客に対し、アンケート調査や雑談をすることで、お土産のニーズを把握する。

知らない人に対して自分から積極的に話しかけなければ、得られる情報は少ない。また、相手が不快に思わず、快く答えてくれるように配慮しないといけない。

結論を言うと、お客さんとどれだけ仲良くなれたかで、引き出せる情報のリアルさが決まる。仲良くなるほど、本音やちょっとした気付きをどんどん伝えてくれる。ビジネスに関係ない会話から始め、自己紹介をしたり、笑顔で話すことが大切。初めは度胸がいるが、やっていくうちに慣れてくる。

 

【1.2 商品考案】

ニーズ調査で得られた情報を基に商品を考える。いくつか情報があるが、その中から初めはセンスで決める(試作品を使った後もお客さんからフィードバックをもらい、何度も改良するため)。

 

【1.3 競合調査】

商品を決めた後、競合店舗を回り商品がどう売られているか調べる。それらと比べ、自分たちの商品の強みを考える(強みを新たに加える)。

 

【1.4 材料調達】

マーケットへ行き、商品の材料を調達できるか調べる。思うような材料がない場合、商品を変える必要がある。マーケットの方に直接値段交渉し、今後継続的な購買ができるかも確認する。

値段交渉ではできるだけ安くしてもらうのが好ましいが、良好な関係を築く必要もある。

 

【1.5 価格設定】

商品原価と、競合店の値段を参考に、値段を設定する。週にいくつ売れるか予想し(根拠が必要)、初期費用(人件費や商品開発費の合計)を回収するには何日かかるか計算する。そのかかる日数によって社長らの評価が変わる。お客さんが買ってくれる価格かつ利益が出る価格にする。

 

【1.6 営業、販売】

1.1のニーズ調査と似ている。

大切なのは相手と仲良くなること。

まず通行人に店に入ってもらう必要があるため、ひたすら呼びかけ来店を促す(コツは仲良くなること)。その後、商品の魅力を魅力的に伝える(商品のターゲット層でない人に無理に勧めても相手のためにならない)。初めは軽く伝え、商品に興味を示したらもう少し説明する。相手が不快に思わず、快適に買える心境作りが大切。

 

 

『2.チーム力、ターム力が売れる商品に直結する』

 

お互いがどれだけ本音を言い合えるか、尊敬し合えるかで商品の質がが決まる。本音を言い合えれば、1人の意見に偏ることなく改善案が次々に出る。ビジネスの進め方(時間配分や具体的な案)も何度も話し合い、互いの納得いくやり方で進められるので、本気の楽しさを体験しながら同じ方向を向いて頑張れる。

だいたいのチームが本音を言いあえず、本気になりきれない人がいる。誰かが我慢すればいいわけでなく、チーム全員がワクワク本気でビジネスを楽しんでるかが大事。

武者修行ではチーム面談と個人面談の時間があり、ファシリテーターの方がかなり深い部分で引き出してくれる。仲間がこんなこと思ってたのかってが露わになり、それをきっかけに互いの思いを伝え合い、チームがまとまっていった。

本音を伝え合う大切さを学んだ。

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『3.海外の難しさ』

 

場所が海外(ベトナム)なので、日本語は基本的通じない。文化も違うので観光客のニーズ把握に苦労した。僕たち日本人が予想するニーズと、観光客ニーズが違うことに気付いたので、観光客との会話等で0から把握する必要があった。

また、ベトナムだったので日本で当たり前に手に入るものが見つからず、材料費調達にも苦労した。

 

 

『4.ビジネスの面白さ』

 

最高に仲の良い本気のチームじゃないと最高の企画はできない。お互い納得いくまで何度も話し合い、企画を考える。そして自分たちが作ったもので、お客さんが喜んでくれた瞬間、満足して買ってくれた瞬間っていうのはマジで涙が出るくらい嬉しい。

今までの全部がこの瞬間のためにあったんだと実感する。その時にはもうチームの仲がかなり深まってる。

自分たちの本気が感謝されてお金をもらって、キズナが深まる。最高でしょ!!

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海外武者修行、本当に楽しかったと同時に本当にきつかった。こんなにやり切った2週間は他にない。だからこそ自分の強い自信になってる。

熱い経験を仲間としたい。ビジネスのリアルを学びたい。本気の自信をつけたいって人にはもってこいのプログラム。

https://mushashugyo.jp

 

 

 

長いのにここまで読んでくれてありがとう。

こんちゃん